掃除のコツはマラソンと同じで「無理せず楽にする」がポイントです。15分と聞くと最初は短く感じるかもしれませんが、時間を意識することで「掃除=疲れる」という事はなくなります。だって15分ですから!また時間をはかる事によってこんな短時間でこんなにきれいになるんだ!と思えるようになり、ちょっと楽しくなります。
掃除が苦手な人の4パターン!自分にあてはまるところがあれば要注意です。
- 掃除をしなきゃ・・・とおもいつつ後回し。いつの間にか部屋が散らかり、汚れがたまる
- 掃除がおっくうで、だんだんイライラがたまる
- 掃除ぐらいになって掃除から遠ざかる
- たまり過ぎた汚れに苦戦・・そして挫折
掃除嫌いにも気持ちよく掃除するなら「15分以内」で何をするかきめてする。「部屋全体を15分」「汚れた所を徹底的に15分」「キッチン家電15分」ポイントは絶対に「無理」をしなく実務15分の時間を決める事です。
上手に掃除するために「片付け」を頭にいれておく!
「掃除」と「片付け」は別物と考えてください。そうすることで日ごろ15分の掃除ができない日でも部屋が目立って散らかることはありません。「片付け」は15分掃除の際に大いに役に立ちます。片付いていれば15分の掃除が効果的!
片付け3大原則
出したら元の場所に戻す
よく使うもの、外出するときにいつももっていくものなどは、すぐ動かしたり出し入れできるボックスやカゴ、フックを利用りようする。一度の行動で取り出し、片付けができる場所にする。
物を増やさない
本当に必要な物かどうか、よく考えてから買い物を!増えたら減らすことを必ず心掛けましょう!スーパーなどのでカートを使わないという手もあります。カートだとあまり必要ないものも入れてしまい、思いのほか物が増えるデータがあります。
「なんでもBOX」「一時避難BOX」を用意する
散らかりやすい場所は、ものを置きやすい場所です。ふたのできる大きなボックスやカゴを置き、散らばっている物を収納すれば思いのほか掃除しやすくなります。
知っていてほしい基本編!汚れの種類別対処法
ついたばかりの汚れ
- 床や家具に溜まったホコリ
- カーペット、風呂場の髪の毛
- リビングやキッチンの食品カス
タバコのヤニによる汚れ汚れが表面にのっているだけの状態なので、水分や洗剤は逆効果です。まずは掃除機で吸い取ったり、掃除クロスで拭きとりを!
表面に付着しているだけの汚れ
- キッチンのガス台の油汚れ
- 浴室のぬめり
- 家具などの手アカ汚れ
- 窓や玄関の泥汚れ
まだおちやすい段階なので、まず水をつけて汚れをゆるめてみたり、ぞうきんなどので水拭きを!それでもだめな場合は中性洗剤を薄めたものを使ってみましょう。
こびりつき汚れ
- レンジやオーブンの焦げつき
- 換気扇の頑固な油汚れ
- トイレの黄ばみ
温度や湿度の影響をうけて、汚れが頑固なものになっている状態。ある程度効果の強い洗剤やクレンザーを使って落とします。研磨剤やクレンザーを使って落とします。汚れの状態を見ながらやさしい力で徐々に掃除するのがポイントです。
毎朝1日のスタートは、そうじをすることから始まります。ちょと拭き掃除をしたり、窓を開けたりするだけでもそうじ。決まった作業を決まった手順で黙々と始めましょう。そのうちに、体も心にもスイッチが入り、気持ちも前向きになってきます。これからは掃除がしたくなった!掃除が楽しくなった!と、これだけ読めば感じられると思います。
やってみたくなる掃除法
まな板の雑菌と匂いを除去する方法
樹脂性や木製のまな板は初めに水かお湯で汚れを落とします。その後、酢水(酢1:水2)をスプレーして、たわしやスポンジでこすり水洗いをします。樹脂性のまな板には重曹も使えますが木製のまな板はずむことがあるので使用を避けてください。樹脂性まな板の頑固な汚れには、重曹と酢のダブル使用を!出てきた泡が収まったから、たわしやスポンジでこすり、水洗いをします。
換気扇の油は捨てるつもりの油をつかって簡単掃除
換気扇のこびり付いた油は本当に厄介です。きれいにするには大変な根気がいります。ですが実務5分で労せずきれいにできる裏ワザがあるのです。使い古した油をキッチンペーパーに染み込ませて換気扇全体にまんべんなく油を塗ります。そのまま5分程度置いてください。あとは拭き取って液体石鹸を泡だてて洗えばすっきり汚れが落とせます。油同士はなじみやすいという性質を利用した掃除方法です。
ガスレンジを環境にやさしい方法で掃除
重曹大さし1をレンジにまんべんなく振りかけ、スポンジなどで全体に広げておきます。その後スポンジでこすります。それでも落ちないスポットの汚れには、水で濡らした布に重曹をつけて磨いて落とし水拭きします。また酢1:水2の割合をスプレーし、5分程度おいてから拭き取れば、普通のベタつきは簡単に落とせます。そのほか、めんのゆで汁や古油、石鹸などで拭き取る方法でもOKです。
洗濯機
洗濯機にクエン酸を入れる。洗濯機の水位まで40℃のお湯を入れ、クエン酸大さじ1をいれて、よくまぜて溶かします。「洗い」スイッチを押して洗濯機を起動し、少し止めて、お湯を抜かず一時間程度置いておきます。これでカビや汚れが落ちて洗濯物も清潔ですね。頻度としては梅雨時や夏季は月一回程度、それ以外の季節は2~3か月に一回程度行いましょう。
冷蔵庫
・重曹
手アカや軽い汁こぼれ程度から、濡らして絞った布に重曹小さじ1をつけてこすれば簡単に落とせます。ここで水拭きも忘れずに。
・酢
酢水(酢1:水2)に浸した水で拭くか、直接スプレーした後に乾いた布でよく拭き取ります。酢の場合は拭き取り不要です。汚れによって酢の割合を加減します
・重曹&酢
食品や汁やソースなどが固まった頑固な汚れには、酢を含ませて重曹小さじ1を振りかけたティシュペーパーを汚れた部分にのせて2~3時間置きます。時間の経過に伴い、汚れが柔らかくなるので、スプーンなどで汚れをかき落とせます。
電子レンジ
外側や扉に重曹水をスプレーし、雑巾で水拭き。手アカが付きやすい取っ手部分は念入りに!冷蔵庫と同様の掃除方法OK。臭い匂い消しには、酢大さじ1を皿に入れ、ラップをかけずに電子レンジで1~2分加熱します。
オーブントースター
トースター内の焦げカスやパンくずなど、乾いた歯ブラシでこすり落とします。こびりついた汚れは、不要になったカード(プラスチックのかたいもの)などでこそげます。
炊飯器、ポット
ポットはクエン酸(水2Lにつき小さじ2程度)をいれて沸騰させ、水をよくすすいで!炊飯器は外側にクエン酸水をスプレーして拭きます。